勤医協札幌西区病院は、住民の「いつでも・どこでも・だれも」が安心して医療を受けたいという要求から生まれ、1986年に開院し、住民とともに歩んできました。これからも一層努力することを決意し、ここに医療・福祉宣言をします。
インフォームド・コンセント(十分な説明と納得による合意・選択)につとめます。医療技術の進歩をとりいれ、その研鑽のための学習と研究に力をあわせてとりくみます。
「お金のあるなしで、病院にかかれない、必要な医療が受けられない」状況を見過ごせません。差別を生み出す差額ベッド料金は、一切いただきません。社会保障制度改善のために、国や自治体にはたらきかけます。
病気の早期発見、早期治療をモットーに健康診断に力を入れます。健康班活動や医療懇談会などもとりくみます。
外来から急性期病棟・回復期リハビリ病棟・療養病棟そして在宅医療・福祉まで総合的なかかりやすい病院をめざします。
地域住民の皆さんの要求に耳を傾け、地域の医療機関・福祉施設と連携し、安心して住みつづけられるまちづくりにために貢献します。
日本国憲法を守り、平和を脅かし、生命と自然を破壊するすべての戦争政策に反対します。
2003年5月14日 勤医協札幌西区病院