病棟のご紹介

各病棟が連携して、 高齢者の在宅復帰を支援する慢性期医療を実践しています。

障害者一般病棟

■2病棟 障害者施設等一般病棟 48床


【内科】
呼吸器・消化器・糖尿病・循環器などの疾患を中心に、糖尿病の教育入院や内視鏡による胃・大腸のポリープ切除や粘膜切除を行っています。

【耳鼻咽喉科】めまいの患者さんを中心に入院診療を行っています。



2病棟は障害者施設等一般病棟です。障害者施設等入院基本料を算定しており、西区・手稲区に限らず勤医協の障害者病棟として療養できるよう目指します。具体的には、リハビリを中心とした療養、長期の安静・保存療法、在宅・往診患者さんなどの急性期疾患、終末期患者さんの苦痛緩和を中心としたケア、短期検査入院機能を持ちます。また、住み慣れた家・施設で安心して生活が送ることができるよう退院支援を進めます。

地域包括ケア病棟

■3病棟 地域包括ケア病棟 48床


急性期治療を終了し病状が安定した後、すぐに在宅や施設へ移行するには不安のある患者様に対し、在宅復帰に向けて医療管理、診察、看護、リハビリテーションを行うことを目的とした病棟で、在宅あるいは介護施設に復帰予定の方であれば対象となります。

入院の対象になる方
・入院治療により症状は改善したが、もう少し経過観察が必要な方
・入院治療により症状が安定し、在宅復帰に向けてリハビリテーシ   
 ョンが必要な方
・在宅の生活に向けて調整、準備が必要な方
・在宅で往診を利用されている患者様で短期の入院が必要な方など

「地域包括ケア病棟」に入院された患者様には、在宅復帰をスムーズに行うために「在宅復帰支援計画」に基づいて、医師、看護師、リハビリスタッフ、医療ソーシャルワーカーなどの在宅復帰支援担当者が協力して、効率的に患者様のリハビリテーションや在宅支援(相談・準備)を行ってまいります。
(注1)入院期間は患者様の状態により変動しますが、60日を限度としております。
    病状が安定したら、ご自宅、療養施設にお戻りいただきます。
(注2)病状の変化により、一般病棟に転棟(転院)していただく場合があります。

【入院費について】
地域包括ケア病棟に入院された場合、入院費の算定方法は一般病棟とは異なり「地域包括ケア病棟入院料」を算定いたします。入院費は定額で、リハビリテーション・投薬料・注射料・簡単な処置料・検査料・画像診断料・入院基本料のほとんどの費用が含まれています。(食事代・日用品費など、別途料金がかかります)
※高額療養費制度により、月の医療費は上限が定められておりますので、ご本人の負担額は一般病棟とほぼ変わりません。
※当院では差額ベッド代はいただいておりません。

介護医療院ぽぽらす

■4病棟 42床

【病院併設】
西区病院内にあり、医師と看護師及び介護福祉士が24時間常駐。医療的な対応が必要な方はもちろん、急に医療処置が必要になった場合も、西区病院を含め、系列の急性期病院があるので安心いただけます。
病気をかかえて在宅での生活が困難な方を医療と介護の両面から支える介護施設として運用します。病院の中にあるという利点を生かしつつ、入所者さんの毎日の生活を豊かにすることを追求していきます。

【「その人らしく生きる」を大切にしたケアの提供】
尊厳をまもり、人生の目標(どのように生きたいのか)や価値観を、チーム(医師・看護師・介護福祉士・薬剤師・管理栄養士・理学療法士・ケアマネージャー・家族)で共有し、看取りも含め、最期までその人らしい豊かな生活を目指したケアの提供をいたします。






医療療養病棟

■5病棟 療養病棟 48床
5病棟は「医療療養病棟※」です。急性期の治療が終わって症状が安定し、一定期間療養が必要な患者さんに対して、医学的管理のもとで日常の援助やリハビリによる機能訓練などを行います。
今後の療養先が今っていない方の退院調整や、施設への退院、長期療養型病院への転院までの待機としても利用できます。厚生労働省の定めた規程に従い、医療の必要度に応じた医療区分や、ADL(日常生活自立度)区分による包括評価を行っており、医療必要度の高い慢性期の患者さんを担当する病棟となっています。

「高齢者を支える病院」西区病院の医療療養病棟として、日々看護・介護の質向上に取り組みながら、患者さんを中心としたケアを心がけています。
看護師・介護福祉士が約半数ずつの割合で配置されており、それぞれの専門性を発揮し、病状のケアと生活のケア両面から入院生活を支援しています。

※療養病棟とは… 看護、医療も提供できる環境での介護やリハビリなどを行う病棟です。 医師や看護師の配置は他の病棟より少ないですが、介護職員がいて、生活に寄り添った援助を行っていくことができます。