皮膚に何も出ていないのに体のあちこちがチカチカと痒くなるという経験はないでしょうか？これは乾燥肌の始まりです。
この状態が続き、衣類の上からゴシゴシとこすっているうちに皮膚に皮疹が出てきます。

皮膚の表面は角質層という細胞の層と、皮脂膜によって保護されています。
角質層で水分を保ち、皮脂腺から分泌される皮脂が膜を作り肌の潤いを保ってくれています。
またこれらは外からの刺激を防ぐバリアとしても機能しています。
この角質層の水分が少なくなったり、皮脂の分泌が低下することにより皮膚の表面に乾燥した状態を作り、外からの刺激に弱くなってしまいます。

女性は30代後半から皮脂の分泌が低下、高齢者は発汗量が減り皮膚が薄くなりバリア機能が低下してきます。いくら気を付けてもスキンケアをしないと防げなくなってきます。