睡眠時無呼吸症候群について
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睡眠時無呼吸症候群とは
睡眠時無呼吸症候群(sleep apnea syndrome:以下SAS)は睡眠時の呼吸停止や大きないびきの他に、昼間の耐え難い眠気、夜中に何度も目が覚める、夜間頻尿、集中力の低下、起床時の頭痛等の症状がありますが本人が気づかず家族などの指摘で初めて気づくことも多いようです。
日中の眠気のために交通事故や労働災害、学業や作業能率の低下等を引き起こす事につながり、当院で診断された方も、運転中の強い眠気や睡眠中に何度も目が覚めると話されていました。
社会的な影響が大きいだけでなく、高血圧や心臓病、脳卒中などの合併や、認知症とも関連があることがわかっています。
日中の眠気のために交通事故や労働災害、学業や作業能率の低下等を引き起こす事につながり、当院で診断された方も、運転中の強い眠気や睡眠中に何度も目が覚めると話されていました。
社会的な影響が大きいだけでなく、高血圧や心臓病、脳卒中などの合併や、認知症とも関連があることがわかっています。
睡眠時無呼吸症候群の診断
当院では自宅で行う簡易検査と1泊で行う精密検査を行っています。
簡易検査では機械を貸出し鼻の入り口と指にセンサーをつけ、いつも通り一晩家で眠るだけの検査です。
翌日返却していただき、後日検査結果をお伝えします。
この検査で睡眠時無呼吸症候群が疑われた場合、1泊入院し、精密検査の終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)を行います。
これはさらに脳波や心電図、胸部や腹部の動きなどを連続して計測し、睡眠状態と呼吸状態を同時にはかる検査です。
検査結果は後日になりますが、翌朝の検査終了後に退院し、仕事に向かう事もできます。
簡易検査では機械を貸出し鼻の入り口と指にセンサーをつけ、いつも通り一晩家で眠るだけの検査です。
翌日返却していただき、後日検査結果をお伝えします。
この検査で睡眠時無呼吸症候群が疑われた場合、1泊入院し、精密検査の終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)を行います。
これはさらに脳波や心電図、胸部や腹部の動きなどを連続して計測し、睡眠状態と呼吸状態を同時にはかる検査です。
検査結果は後日になりますが、翌朝の検査終了後に退院し、仕事に向かう事もできます。
睡眠時無呼吸症候群の治療
軽度の場合は生活習慣を見直し、肥満がある場合は減量が必要です。
仰向けに寝ると舌の筋肉が緩み、のどが狭くなるために単純ないびきや軽症SASの場合は横向きに寝ることで症状が軽減します。
その他、マウスピースを歯科口腔外科で作成してもらい、のどを広げる治療があり軽症から中等症の人が適応になります。
中等症以上の場合は経鼻的持続陽圧呼吸療法(C‐PAP)があり、睡眠時に特殊なマスクを鼻につけ、機械から空気を送り陽圧にすることでのどを広げる治療があります。
器械はレンタルとなり、ひと月あたり診療代含め約5,000円程度(3割負担)です。
仰向けに寝ると舌の筋肉が緩み、のどが狭くなるために単純ないびきや軽症SASの場合は横向きに寝ることで症状が軽減します。
その他、マウスピースを歯科口腔外科で作成してもらい、のどを広げる治療があり軽症から中等症の人が適応になります。
中等症以上の場合は経鼻的持続陽圧呼吸療法(C‐PAP)があり、睡眠時に特殊なマスクを鼻につけ、機械から空気を送り陽圧にすることでのどを広げる治療があります。
器械はレンタルとなり、ひと月あたり診療代含め約5,000円程度(3割負担)です。
検査と治療の費用
●検査(検査のみの金額、診察代は別途)
●シーパップ治療
一月当たり約5,000円程度(3割負担の方)
医療費負担割合 | 簡易検査 | 終夜ポリソムノグラフ検査 |
1割負担 | 900円 | 10,000円 |
2割負担 | 1,800円 | 20,000円 |
3割負担 | 2,700円 | 30,000円 |
●シーパップ治療
一月当たり約5,000円程度(3割負担の方)